「IoT」で男性の不妊治療がより身近に！妊活・卵活ニュース

「IoT」で男性の不妊治療がより身近に！

　2020年5月27日 08:00　

通院の負担やプライバシー面の不安を解消

スピンシェル株式会社が「SuguCare（スグケア）」と「LiveCallヘルスケア」を組み合わせることで男性向け不妊治療の入口から診療までの導線を実現したことを2020年5月25日付けのプレスリリースで公表した。

「SuguCare」は、男性が簡単に妊活をはじめることができるサービス。公式サイトで販売している「SuguCareメンズホームチェッカー」（※）を使用すれば自宅で精子を観察でき、生殖技術のプロである培養士からのレポートも受け取ることができる。

匿名での利用も可能なので、プライバシー面が気になる人も安心だ。

ストレスなく妊活や不妊治療を継続するために専門家（臨床心理士、不妊カウンセラーなど）がビデオ通話で対応する「オンライン妊活カウンセリング」も提供している（登録無料）。

「LiveCallヘルスケア」は、予約・ビデオ通話・決済が一体化したオンライン診療システム。自宅で受診や専門医への相談が可能なのでクリニックまでの移動や待ち時間などの負担を軽減することで不妊治療をサポートする。

都内のクリニックが6月より実用化

新宿西口駅から徒歩1分の場所にある「プライベートケアクリニック東京」では「SuguCare」と「LiveCallヘルスケア」を組み合わせた男性不妊治療のオンライン診療を2020年6月より開始する。

「SuguCareメンズホームチェッカー」でアップロードされた精子の動画を専門医が解析し「LiveCallヘルスケア」で男性不妊や性機能障害に関する相談に対応する予定だ。

※Amazonでも購入可能。

（画像はスピンシェル株式会社のプレスリリースより）
（画像はSuguCare公式ホームページより）
（画像はLiveCallヘルスケア公式ホームページより）