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長時間労働が不妊を引き起こす要因に成り得る

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長時間労働が不妊を引き起こす要因に成り得る

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長時間労働による健康影響
韓国国立がんセンターの研究チームは、「Endocrine Society」にて、長時間労働により甲状腺機能低下症を発症するリスクが高まり、不妊が引き起こり得ると発表した。合わせて、研究論文に先駆け、研究結果は、第102回米国内分泌学会議「ENDO 2020」にて認められた。

長時間労働
甲状腺機能低下症とは
甲状腺機能低下症では、代謝やタンパク質合成に極めて重要な甲状腺ホルモンが分泌されない。甲状腺は、首の前側、喉仏 (甲状軟骨)真下の気管の前にあり、気管を取り囲むように位置する。

甲状腺は2種類のホルモン(チロキシン、トリヨードサイロニン)を分泌する。甲状腺ホルモン量が低い場合、身体の代謝スピードが遅くなる。兆候・症状は個人差があり、甲状腺ホルモン量の低下程度によって異なる。初期段階では症状がなく、無自覚なことが多い。

また、甲状腺機能低下症は、体重増加、肥満、糖尿病、倦怠感、関節痛、鬱、不妊、筋力低下、心疾患の要因となる。

長時間労働と甲状腺機能低下症の有病率における関係性
研究チームは、韓国健康栄養調査「Korea National Health and Nutrition Examination Survey」(2013~2015年実施)参加者のうち、性別、経済的ステータスに関係なく、フルタイム勤務者2160人を対象に、長時間労働と甲状腺機能低下症の有病率における関係性を検証した。

1週間あたりの労働時間が52時間から83時間であった場合、甲状腺機能低下症の有病率は3.5%であった。対して、1週間あたりの労働時間が36時間から42時間における有病率は1.4%であった。また、1週間あたりの労働時間が10時間増すと、1週間あたりの労働時間が10時間少ない場合と比べ、甲状腺機能低下症リスクが46%増加した。

(画像はENDOCRINE SOCIETYより)


外部リンク

ENDOCRINE SOCIETY
https://www.endocrine.org/


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