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子供の免疫システムは出生後に発達する

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子供の免疫システムは出生後に発達する

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免疫システムのメカニズム
キングス・カレッジ・ロンドン、ホマートン大学病院の研究チームは、「Nature Communications」にて、妊娠32週未満の早産児は、出生後、急速に免疫システムが発達すると発表した。出生後、成人の免疫機能を得て、満期産児の免疫状態まで追い付く。

早産児は、自然免疫(侵入してきた病原体を最初に感知・排除し、感染を防御する仕組み)および獲得免疫(一度感染した病原体を特異的に見分け・記憶し、同じ病原体の侵入時に病原体を効果的に排除して感染・発症を防御する仕組み)が未熟な状態で誕生する。

それゆえ、免疫システムが未熟であることにより、早産児の死亡率や感染症罹患率は増加するといわれる。

免疫
早産児における免疫システムの発達
研究チームは、妊娠32週未満の早産児を対象に免疫細胞を分析し、細胞機能、細胞の状態(休眠状態あるいは活動状態)、誕生後の細胞変化を調査した。

誕生した妊娠数週は異なるものの、早産児には、異なる免疫細胞集団が認められた。免疫細胞集団にはメディエーターを生成する機能があり、この機能は、出生後、自然と変化した。

合わせて、早産児から採取した便サンプルより、腸内細菌の構成を調査したところ、乳児の免疫システムは、在胎数週に関わらず、生後数週に比例して発達した。同じ生後数週の乳児を比較すると、妊娠28週未満の早産児は、妊娠28週以降に誕生した子供より免疫システムの変化率が大きくなった。

研究チームは、更なる研究の必要はあるが、乳児の免疫システムにおける発達は、出生後、決まったパターンに従い、在胎数週に関わらず、生後数週に応じて発達すると結論付けている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

KING’S College LONDON
https://www.kcl.ac.uk/

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/

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