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胚の凍結期間と体外受精結果に関連性はない

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胚の凍結期間と体外受精結果に関連性はない

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卵母細胞の凍結保存期間と妊娠可能性
1月3日、アメリカの研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、ガラス化凍結保存凍結融解胚移植において、卵母細胞の凍結保存期間と妊娠結果において関連性はないと発表した。

卵母細胞の凍結保存期間は、融解後生存率、胚の形態(胚盤胞発生率、正倍数率)、受精率および妊娠率に対して影響を与えないという。

凍結保存期間
卵母細胞の凍結保存期間と体外受精結果における関係性
研究チームは、2011年から2023年の期間、ガラス化凍結保存した卵母細胞5995個を対象に後ろ向きコホート研究を行い、卵母細胞の凍結保存期間と体外受精結果における関係性を検証した。

凍結保存期間に基づき卵母細胞を3グループ(0~2年、3~5年、6~11年)に分け、体外受精結果を比較したところ、凍結融解後の生存率、受精率、胚盤胞まで成長する割合に有意な相違は認められなかった。また、胚の染色体正倍数性、出生率、臨床妊娠率に関しても有意差はみられなかった。

これより、卵母細胞の凍結保存期間と妊娠結果において関連性はないといえる。卵母細胞の凍結保存期間は、融解後生存率、受精率、胚盤胞率、正倍数性率に対して影響は与えない。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


外部リンク

SPRINGER NATURE Link
https://link.springer.com/


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