Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

大気汚染物質は妊娠に有害な影響を及ぼす

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























大気汚染物質は妊娠に有害な影響を及ぼす

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠中のPM2.5曝露による危険性
11月29日、ハーバード公衆衛生大学院(アメリカ)らの研究チームは、「Science Advances」にて、妊娠中の微小粒子状物質(PM2.5)曝露は有害な妊娠転帰につながると発表した。

妊娠中の女性がPM2.5に晒されると母体の免疫反応が変化し、母体の健康ならびに胎児の成長・発達に悪影響を及ぼすという。

PM2.5
妊娠中のPM2.5曝露が母子の健康に対して与える影響
先行研究では、PM2.5曝露により、妊娠高血圧腎症、低出生体重、乳幼児期の発達遅延など母子の健康リスクが高まると報告された。

そこで今回、研究チームは、アメリカ環境保護庁(EPA)公表のデータを用いて、非妊婦と妊婦(妊娠20週)を対象に、妊娠中のPM2.5曝露が母子の健康に対して与える影響を細胞レベルにて分析した。

細胞レベルにてヒストン(サイトカインの放出を制御するタンパク質)の変化をマッピングしたところ、妊娠中のPM2.5曝露は母体のヒストンに影響を及ぼし、サイトカイン遺伝子(体内の炎症を制御する働きをもつ)のバランスを乱すことが認められた。

これにより、母子の身体に炎症が生じ、その結果、有害な妊娠転帰につながるという。それゆえ、研究チームは、母子の健康を守るうえで、妊娠中の大気汚染曝露を最小限に抑えるべきだと提唱する。

(画像はScience Advancesより)


外部リンク

Science Advances
https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.adp5227


Amazon.co.jp : PM2.5 に関連する商品
  • 体外受精では妊娠中の大気汚染曝露が胎児の成長を妨げる(2月3日)
  • 体外受精による出生可能性が低い女性は新鮮胚移植を選択するほうが良い(2月3日)
  • 妊娠中のビタミンD不足で妊娠期間が短くなる(2月3日)
  • 妊娠初期の過剰な体重増加は子供の肥満リスクを高める(2月3日)
  • 妊娠前の大気汚染曝露は子供の肥満リスクを高める(1月21日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ