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血清プロゲステロン値7ng/mL以上の出生率はほぼ同じ

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血清プロゲステロン値7ng/mL以上の出生率はほぼ同じ

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レスキュープロゲステロンによる効果
11月9日、トルコなどの研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、自然排卵周期での凍結融解胚移植において、低血清プロゲステロン値(7~10 ng/mL)の女性に対するレスキュープロゲステロン投与は効果ないと発表した。

自然排卵周期での凍結融解胚移植において、胚移植前日(1日前)の血清プロゲステロン値が7~10 ng/mLである場合、プロゲステロン皮下注射25mg/日の投与によって出生率が高まることはないという。

プロゲステロン
胚移植前日の血清プロゲステロン値とプロゲステロン皮下注射
研究チームは、自然排卵周期での凍結融解胚移植を行う女性192人を対象に、レスキュープロゲステロン投与が生殖結果に与える影響について調査した。

凍結融解胚移植1日目の血清プロゲステロン値に基づき、「プロゲステロン皮下注射ありの血清プロゲステロン値7~10 ng/mL」「プロゲステロン皮下注射なしのプロゲステロン値7~10 ng/mL」「プロゲステロン値10 ng/mL以上」の3グループに分類して出生率を比較した。

血清プロゲステロン値7~10 ng/mLの女性群では、プロゲステロン投与に関係なく、出生率に大きな差異は認められなかった。また、血清プロゲステロン値が7~10 ng/mLの女性群と10 ng/mL以上の女性群を比較したところ、出生率はほぼ同じとなった。

調査結果より、自然排卵周期の凍結融解胚移植において、凍結融解胚移植1日目の血清プロゲステロン値が7ng/mL以上の場合、プロゲステロンを投与しても出生率は大きく変わらないという。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


外部リンク

Assisted Reproduction Technologies
https://link.springer.com/


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