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不妊に伴うストレスが生活の質を下げる

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不妊に伴うストレスが生活の質を下げる

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不妊と生活の質
8月24日、中国の研究チームは、「Scientific Reports」にて、不妊に伴うストレスは、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)に関連すると発表した。

不妊に伴うストレスは、不妊患者のQOLの予測因子になるという。なお、QOLとは生活の質であり、日常生活における精神的・身体的・社会的・文化的・知的な満足度といわれる。

生活の質
不妊に伴うストレス、ネガティブな感情、QOLにおける関係性
研究チームは、不妊患者105人(20~49歳、男性35人、女性70人)を対象に、不妊に伴うストレス、ネガティブな感情、QOL、ダークトライアドにおける関係性を調査した。

なお、ダークトライアドとは、社会的に望ましくない特性である「自己愛症(ナルシシズム)」「権謀術数主義(マキャヴェリズム)」「精神病質(サイコパシー)」の総称である。

調査結果より、不妊に伴うストレスは、QOLと正の関係、ネガティブな感情と負の関連があることが示された。不妊に伴うストレスが大きくなるほどネガティブな感情は増幅し、QOLは低下するという。また、不妊に伴うストレスによって自己愛症と精神病質は強まり、自己愛症が増すほどQOLは下がるという。

あわせて、生殖年齢において不妊症を経験した場合、男性は女性よりも精神的な苦しみが大きく、自己愛症や権謀術数主義が強くなる傾向が認められた。

これより、研究チームは、不妊に伴うストレス、ネガティブな感情、ダークトライアドは、QOLの予測因子になると考える。不妊に伴うストレスは、QOLに対して直接的および間接的に影響を及ぼすといえる。

(画像はscientific reportsより)


外部リンク

scientific reports
https://www.nature.com/articles/s41598-024-70798-5


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