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妊娠中のPM2.5曝露によって妊娠糖尿病リスクが増す

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妊娠中のPM2.5曝露によって妊娠糖尿病リスクが増す

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妊娠中のPM2.5曝露による影響
8月19日、中国の研究チームは、「BMC Public Health」にて、妊娠中の微小粒子状物質(PM2.5)曝露によって妊娠糖尿病リスクが増すと発表した。

PM2.5成分組成のうち、硝酸イオン(NO3-)、アンモニウムイオン(NH4+)、有機化合物(OM)曝露は妊娠糖尿病リスクを高めるという。

PM2.5
PM2.5曝露と妊娠糖尿病における関係性
研究チームは、2020年から2022年の期間、中国広州市在住の妊婦17855人(平均年齢29歳、妊娠前に糖尿病・高血圧症候群の既往歴なし)を対象に後向きコホート研究を行い、PM2.5曝露と妊娠糖尿病における関係性を検証した。

妊娠初期、妊娠中期、妊娠初期・中期のPM2.5曝露量に基づいてデータを分析したところ、PM2.5と妊娠糖尿病において正の関連が示された。

とりわけ、妊娠初期から中期に掛けて、PM2.5成分組成である硝酸イオン(NO3-)およびアンモニウムイオン(NH4+)に晒されることにより、妊娠糖尿病の発症リスクが高まった。妊娠初期は20.2%、妊娠中期では18.2%増加したという。

また、妊娠初期では、硫酸イオン(SO42-)、有機化合物(OM)、ブラックカーボン(BC)曝露と母体年齢に相互作用が認められた。

これより、研究チームは、妊娠中のNO3-、NH4+、OM曝露によって妊娠糖尿病リスクが高まると結論付ける。

(画像はBMC Public Healthより)


外部リンク

BMC Public Health
https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/


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