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高温は妊娠に悪影響を及ぼす

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高温は妊娠に悪影響を及ぼす

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外気温が妊娠に与える影響
7月3日、イエール大学公衆衛生大学院の研究チームは、プレスリリースにて、妊娠中の高温環境曝露によって子供の癌リスクが高まると発表した。

地球温暖化は妊娠に悪影響を及ぼし、今回、初めて、妊娠中の高温環境曝露と小児癌リスクにおける直接的な関係性が認められた。高温は即自的な健康被害だけではなく、将来的な慢性疾患の要因に成り得るという。

なお、研究論文は「THE LANCET Planetary Health」に掲載されている。

高温
妊娠中の高温環境曝露と小児癌リスクにおける関係性
研究チームは、カリフォルニア州の医療記録(出生、癌)を用いて小児急性リンパ性白血病(14歳以下)を対象に、地球温暖化(地球の平均気温上昇)が健康に対して与える影響について検証した。

これまで、先行研究では、大気汚染など妊娠中の環境曝露が小児急性リンパ性白血病リスクを高めると報告されていた。妊娠初期は血液生成において最大の変化が起こる時期であり、妊娠初期の環境曝露は最も重大であるといわれる。

今回、妊娠中の母親が高温に晒されることで胎児の健康が害され、胎児期に急性リンパ性白血病の発症が始まる可能性が示唆された。

妊娠中の高温環境曝露と小児癌リスクにおける関係性は妊娠8週目に最も大きく、週平均気温が30度の場合、週平均気温が10度の場合と比べて小児急性リンパ性白血病リスクが2倍になった。

妊娠中の高温環境曝露と小児急性リンパ性白血病発症のメカニズムは解明されていないものの、研究チームは、妊娠中に高温に晒されることでエピジェネティックな変化、炎症、酸化ストレスが起こると推測する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Yale SCHOOL OF PUBLIC HEALTH
https://ysph.yale.edu/


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