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体外受精の出生率は秋よりも夏のほうが高い

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体外受精の出生率は秋よりも夏のほうが高い

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季節が凍結融解胚移植結果に与える影響
7月5日、オーストラリアの研究チームは、「Human Reproduction」にて、凍結融解胚移植の出生率は季節の影響を受けると発表した。

凍結融解胚移植結果は季節によって異なり、採卵日が夏の場合、秋の場合と比べて凍結融解胚移植の出生率は30%増加したという。なお、研究結果は、第39回欧州ヒト生殖医学会「ESHRE2023」(6月25~28日、デンマーク・コペンハーゲン開催)にて報告された。

季節
採卵タイミングと凍結融解胚移植における関係性
これまで、ある研究により、夏に採卵された卵子を用いた凍結融解胚移植では、冬に採卵された卵子よりも出生率が増加することが判明している。しかしながら、凍結融解胚移植の出生率と季節の関係性は不明であった。

今回、研究チームは、2013年1月から2021年12月の期間、体外受精を受けた女性1835人(体外受精サイクル1835回、凍結融解胚移植3659回)を対象に、季節と体外受精の出生率における関係性を検証した。

採卵日および凍結融解胚移植の実施日の季節、気温、日照時間から結果を比較したところ、採卵日の日照時間、気温が凍結融解胚移植の出生率に大きく影響を与えることが認められた。夏に卵母細胞を採卵した場合、秋の場合と比べて凍結融解胚移植の出生率は30%増加した。

特に、採卵日の日照時間が長いほど出生率は高まった。日照時間の最長日における出生率は、日照時間の最短日と比較して出生率が28%増した。一方、採卵日の気温は、単独では出生率に影響を及ぼさなかったと報告された。なお、凍結融解胚移植のタイミングは出生率に関係しないという。

(画像はEshreより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/

Eshre
https://www.eshre.eu/


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