Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

子宮内膜おける老化細胞と免疫細胞の関係性が着床不全に大きく関与する可能性が示唆された

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























子宮内膜おける老化細胞と免疫細胞の関係性が着床不全に大きく関与する可能性が示唆された

このエントリーをはてなブックマークに追加
反復着床不全を引き起こす要因とは
5月5日、ブルガリアの研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、体外受精において着床不全を繰り返す場合、子宮内膜おける老化細胞と免疫細胞の関係性が着床不全に関与する可能性が示唆された。

形態良好胚を3回以上移植しても臨床妊娠に至らない場合、反復着床不全と定義される。今回、反復着床不全では、黄体期中期の子宮内膜において老化細胞の蓄積に伴い特定の免疫細胞が増加する傾向が強く認められ、この関係性が病態に影響を及ぼしているという。

着床不全
黄体中期の子宮内膜におけるp16陽性老化細胞と免疫細胞の関係性
研究チームは、反復着床不全の女性57人と顕微授精1サイクル目で妊娠した女性59人を対象に黄体期中期の子宮内膜生検116個を採取し、免疫組織化学染色(抗体を用いて組織切片内のタンパク質や抗原を検出する方法)を行った。

免疫組織化学染色にて検出された細胞の割合を解析し、老化細胞と免疫細胞における量ならびに関係性を比較したところ、反復着床不全の女性ではp16陽性老化細胞とCD4陽性ヘルパーT細胞における相関関係は最も強く、p16陽性老化細胞が増えればCD4陽性ヘルパーT細胞も増えることが確認された。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


外部リンク

Springer Link
https://link.springer.com/


Amazon.co.jp : 着床不全 に関連する商品
  • 多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす(4月23日)
  • トリガー日のエストラジオールは新鮮胚移植の結果に対して劇的な影響を与えることはない(4月23日)
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ