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流産では胚の発達が遅れる

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流産では胚の発達が遅れる

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流産と胚の発達
3月26日、エラスムス大学医療センター(オランダ)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、流産の場合、胚は小さく、心拍数は遅くなる傾向にあると発表した。

流産(妊娠22週(胎児が母親の子宮外では生きていけない週数)以前に妊娠が終わる)では、分娩(胎児が母体から完全に排出・娩出されて妊娠が終わること)に比べて、子宮内での胚発達に時間を要し、発達が遅くなるという。

流産
胚の形態発生における相違
研究チームは、2010年から2018年の期間、女性644人(分娩611人、流産33人)を対象に妊娠中の前向きコホート研究ならびに産後1年間の追跡調査を行い、分娩と流産において胚の形態発生を比較した。

3D経腟超音波検査(経膣エコー検査)を用いて胚を測定し、「カーネギー発生段階(標準化された脊椎動物胚の発生段階の指標)」に基づき、胚の形態形成段階を評価したところ、流産の場合、分娩の場合と比べて頭殿長(CRL)と細胞外小胞(EV)は小さく、最終ステージに到達するまで4日多く要することが確認された。

また、各ステージの遅れごとに流産の可能性が1.5%増加すると報告された。今回の調査は比較的小規模であるものの、将来的には、胚の形態発生より妊娠継続率が推測できると考えられる。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


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