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胚移植後のプロゲステロン補充で出生率が改善する

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胚移植後のプロゲステロン補充で出生率が改善する

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ホルモン補充療法による効果
8月16日、カロリンスカ研究所とウプサラ大学(スウェーデン)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、新鮮胚移植ならびに凍結融解胚移植において、プロゲステロン補充によって出生率が改善すると発表した。

プロゲステロン
プロゲステロン補充と出生率における関係性
これまで、複数の先行研究を通じて、新鮮胚移植ならびに凍結融解胚移植後、黄体期や妊娠初期にプロゲステロンを補充すると出生率が改善することは確認されていた。しかしながら、先行研究は主にレトロスペクティブスタディ(後ろ向き研究)で限定的であった。

今回、研究チームは2013年2月から2018年3月の期間、前向き無作為(ランダム)化比較試験を行い、ホルモン補充療法の効果を検証した。なお、体外受精を受けた女性で月経周期が安定した672人のうち500人が参加に同意し、最終的に488人の結果が研究に含まれる。

研究では、被験者を二分し、一方に対して胚移植当日からプロゲステロン膣錠(1回100mg、1日2回)を投与し、あわせて血中プロゲステロンを測定した。プロゲステロン補充の有無より比較したところ、新鮮胚ならびに凍結融解胚を用いた胚移植当日からプロゲステロンを補充することによって著しく出生率が改善することが認められた。

なお、生化学的妊娠率や流産率における相違、妊娠結果と血中プロゲステロン濃度における関係性はないという。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


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