Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

散発性の流産は染色体異常が起因である

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























散発性の流産は染色体異常が起因である

このエントリーをはてなブックマークに追加
流産の起因
2月19日、西安交通大学第一附属医院(中国)の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、散発性流産は染色体異常によって生じると発表した。

今回、胎児組織における染色体異常率を比較したところ、散発性の流産では、連続性の流産(習慣流産)と比べて、染色体異常の発生率が高いことが認められた。

なお、不育症・習慣流産(RPL)とは、妊娠は成立するものの、流産(妊娠22週未満での妊娠終了)や死産(妊娠22週以降での妊娠終了)を繰り返す状態と定義される。流産を2回以上繰り返した場合は反復流産、3回以上繰り返した場合を習慣流産という。

流産
流産と胎児組織の染色体異常における関連性
研究チームは、複数の医療データベースを用いて、情報提供開始から2020年12月31日までの期間、妊娠損失(流産)件数と染色体異常の発生件数における関連性を検証した。

研究文献19件、胎児組織サンプル8320個を対象に、固定効果推定法とランダム効果推定法によるメタ分析(メタアナリシス)を行い、オッズ比を算出した。

胎児組織における染色体異常率を比較したところ、偶発性の散発流産では、連続性の習慣流産と比べて、染色体異常の発生率が高くなることが認められた。また、流産を2回経験した女性は、流産回数が3回以上の女性より染色体異常の発生率が大幅に増加した。

一方、偶発性の散発流産と連続性の習慣流産、2回以上の流産と3回以上の流産において、染色体異常タイプ分布に相違は確認されなかった。これより、研究チームは、散発流産の起因を胎児組織の染色体異常と考える。

(画像はSpringer Linkより)


外部リンク

Springer Link
https://link.springer.com/


Amazon.co.jp : 流産 に関連する商品
  • 膿精子症は体外受精結果に否定的な影響は与えない(4月29日)
  • 妊娠糖尿病には栄養療法が効果的である(4月29日)
  • 多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす(4月23日)
  • トリガー日のエストラジオールは新鮮胚移植の結果に対して劇的な影響を与えることはない(4月23日)
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ