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着床前診断の有効性は年齢と最適な胚の数によって変わる

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着床前診断の有効性は年齢と最適な胚の数によって変わる

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女性の年齢と胚移植に最適な胚の個数によって異なる
12月14日、「CALIFORNIA News Times」「THE CONVERSATION」など複数メディアは、胚移植に適した良好な胚が3個以上確保できた場合、着床前診断(PGT-A)の有効性はなく、また、38歳以下の女性では、PGT-Aによって出生率の改善効果は認められないと報じた。

今回の記事は、11月25日に「The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」にて発表された研究論文に基づく。

出生率
PGT-Aの有効性とは
これまで、体外受精の失敗要因として、胚の染色体異常が挙げられてきた。

PGT-Aでは、体外受精によって得られた5日目以降の胚盤胞に対して、染色体の数的異常を検査する。正倍数性胚(染色体数が正常な胚)で良質な胚を選別して子宮に戻すことで、体外受精の妊娠・出生率の向上を狙う。また、PGT-Aには、流産、胎児の先天性異常を防ぐ目的もある。

研究チームは、体外受精で妊娠できない女性1212人(20~37歳)を対象にPGT-Aの有効性について検証した。なお、被験者は、PGT-Aにて最適な胚を選別して胚移植を3回以上行ったものの、全て失敗に終わり、妊娠・出産に至っていない。

胚移植に適した良好な胚が3回以上確保できた場合、PGT-A検査の有効性は認められなかった。PGT-A検査を実施した場合の出生率、PGT-A検査を未実施だった場合の出生率に大差はなかったという。

(画像はThe NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINEより)


外部リンク

The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2103613

CALIFORNIA News Times
https://californianewstimes.com/

THE CONVERSATION
https://theconversation.com/


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