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精巣組織と精漿内の物質が特発性非閉塞性無精子症の精子回収率に影響する

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精巣組織と精漿内の物質が特発性非閉塞性無精子症の精子回収率に影響する

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顕微鏡下精巣内精子回収法のバイオマーカー
9月3日、中国の研究チームは、「Human Reproduction」にて、特発性非閉塞性無精子症に対する顕微鏡下精巣内精子回収法(micro-TES)では、精漿内の環状RNA(circRNA)がバイオマーカーになると発表した。

つまり、精漿内の環状RNAによって、精子回収の結果が予想できるという。

なお、顕微鏡下精巣内精子回収法とは、染色体異常などがなく、原因が特定できない特発性非閉塞性無精子症の男性から精子を回収するアプローチである。手術用顕微鏡で精巣から精子を取り出すが、現状、精子回収の成功率は40%から50%に留まるといわれる。

無精子症
精漿と顕微鏡下精巣内精子回収法による精子回収率における関係性
研究チームは、特発性非閉塞性無精子症の男性52人を対象に精漿(精液のうち精子以外の液体部分)と精巣組織を採取して解析を行い、顕微鏡下精巣内精子回収法による精子回収率と照らし合わせた。

精子を取り出せた男性群と精子を取り出せなかった男性群を比較したところ、精巣組織と精漿に顕著な相違が認められた。特に、精巣組織および精漿において、3種類の環状RNAの発現量が大きく異なったという。

ただし、今回の研究では、精巣組織および精漿内に発現した環状RNA(3種類)の機能、環状RNAと精子形成における関係性は解明に至っていないという。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


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