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精子が母体に働き掛けることによって受精が促されて妊娠できる

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精子が母体に働き掛けることによって受精が促されて妊娠できる

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新たに判明した精子の役割
5月17日、アデレード大学(オーストラリア)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、精子が女性の生殖組織に対して直接的にシグナルを伝達することにより、妊娠可能性が増すと発表した。

つまり、精子は、遺伝物質を継承するだけでなく、精子と卵子の受精を促す役割を担っているという。なお、研究論文は「Communications Biology」に掲載されている。

精子
卵子と精子の受精から妊娠成立における精子の役割
これまで、精液に含まれるタンパク質が、妊娠に対する女性の免疫応答を調節し、異物である受精卵(胚)を拒絶することなく、受容して妊娠が成立するように促すことが確認されていた。

研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、健康的な精子をもつ雄マウスあるいは精管を切除された雄マウスと雌マウスを交尾させ、マウス子宮内における全般的遺伝子発現を評価した。

健康的な精子をもつ雄マウスと交尾した場合、雌の遺伝子に大きな変化が生じた。特に、免疫応答が影響を受け、精管を切除された雄マウスを交尾した雌マウスと比べ、免疫寛容が強まった。

今回、初めて、女性の免疫応答が精子のシグナルによって調節され、卵子と精子の受精が促されて妊娠が成立することが認められた。また、研究チームは、妊娠可能性を高め、健康的な胎児を妊娠するうえで、健康かつ質の高い精子が重要になると結論付ける。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

THE UNIVERSITY of ADELAIDE
https://www.adelaide.edu.au/


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