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凍結融解胚移植では栄養外胚葉の質が胎児の大きさに影響する

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凍結融解胚移植では栄養外胚葉の質が胎児の大きさに影響する

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胎児の大きさに影響する要素
5月6日、上海交通大学医学部(中国・上海)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、単一の凍結融解胚移植(FET)において、栄養外胚葉(胎盤になる部分)の質が出生体重に影響を与えると発表した。

栄養外胚葉の質が高い場合、出生体重の増加および在胎不当過大児(LGA児)リスクが増すという。なお、在胎不当過大児(LAG児)とは、在胎期間に対して出生体重・身長が大きい子供を指す。

栄養外胚葉
栄養外胚葉の質と出生体重における関係性
これまで、質の高い栄養外胚葉を用いた胚移植では、妊娠率が増し、流産率は下がると報告されてきた。

今回、研究チームは、2011年1月から2019年6月の期間にて、単一の凍結融解胚移植にて誕生した子供1548人(単胎児)を対象に後向きコホート研究を行い、栄養外胚葉の質と出生体重における関係性を検証した。

栄養外胚葉(TE:胎盤になる部分)と内部細胞塊(ICM:胎児になる部分)の質は、3つのグレード(A:密で細胞数が多い、B:疎で細胞数が少ない、C:細胞数が非常に少ない) に分類される。

グレードAの栄養外胚葉は、出生体重および在胎不当過大児リスクが最も高くなり、質が下がると出生体重および在胎不当過大児リスクは減少した。一方、内部細胞塊と出生体重・在胎不当過大児において関係性は認められなかったという。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


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