食事の質と男性不妊
7月19日、エスファハーン医科大学(イラン)の研究チームは、「Scientific Reports」にて、食事の質と男性不妊において有意な関連があると示した。
今回、食事を通じて塩分ならびにトランス脂肪酸の摂取量が多い男性は、不妊リスクが増すと報告された。
塩分ならびにトランス脂肪酸の摂取量と男性不妊における関係性
研究チームは、2024年にイラン・イスファハン在住の男性600人(22~55歳、不妊症なし300人、不妊症あり300人)を対象に168項目の食物摂取頻度調査票(FFQ)を行い、食事状況と男性不妊における関係性について検証した。
過去1年間の栄養摂取状況に基づき、塩分(ナトリウム)、糖分、トランス脂肪酸の摂取量を評価したところ、塩分ならびにトランス脂肪酸の摂取量と男性不妊において有意な関連性が示された。塩分、トランス脂肪酸の摂取量が多い男性は、不妊になる可能性が高くなった。
なお、全体では糖分の摂取量と男性不妊における関連性は認められなかったが、標準体重の男性に限り有意な関連があると報告された。つまり、標準体重の男性の場合、塩分、トランス脂肪酸、糖分の摂取量が多いほど不妊リスクは増すという。
(画像はScientific Reportsより)

Scientific Reports
https://www.nature.com/articles/s41598-026-61119-z