女性不妊と主要栄養素の摂取
1月27日、アメリカの研究チームは、「PLOS One」にて、女性不妊と主要栄養素の摂取には関連性があると示した。
今回、リプロダクティブ・ヘルスにおいて、主要栄養素の適切な摂取が重要になると報告された。不妊女性は栄養素の摂取必要量を満たしている割合が小さく、主要栄養素の摂取不足によって女性不妊リスクが増すといえる。
栄養摂取と女性の生殖機能における関係性
研究チームは、「National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)」(2013~2020年、18~44歳の女性)を用いて、栄養摂取と女性の生殖機能における関係性について検証した。
食事調査「24時間思い出し法」を通じて主要栄養素の推定平均必要量を推定し、不妊でない女性と不妊である女性を比較したところ、複数の栄養素摂取量に差がみられた。
不妊女性では栄養素の摂取必要量を満たしている割合が小さく、ビタミンA・E・K、ルテイン&ゼアキサンチンの摂取量は有意に低くなったという。
あわせて、ビタミンCとセレンは“食品のみ”の摂取量で、不妊女性が有意に低く、カルシウムは“食品+サプリメント”の総摂取量で低かった。生殖機能による栄養摂取量の差異は、35歳から44歳の女性にて大きくなった。
なお、今回の調査では、食事とサプリメントからの主要栄養素(ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・D・E・K、ナイアシン、リコピン、ルテイン&ゼアキサンチン、葉酸、コリン、亜鉛、セレン、鉄、カルシウム、マグネシウム、EPA、DHA)の習慣的な平均摂取量ならびに摂取不足量を推定した。
(画像はPLLOS Oneより)

PLLOS One
https://journals.plos.org/