新型コロナワクチンと生殖能力
2月5日、リンショーピング大学(スウェーデン)の研究チームは、プレスリリースにて、新型コロナクチンと出生率の低下に関連性はないと示した。
これまで、新型コロナワクチンは生殖能力に対して悪影響を及ぼし、妊孕性を損なわせるといわれてきた。事実、コロナ禍において、妊娠・出産件数は減少した。
しかしながら、今回、新型コロナワクチン接種によって出生率が低下することはないと報告された。なお、研究論文は「Communications Medicine」に掲載されている。
新型コロナワクチン接種と出生率の低下における関係性
研究チームは、ヨンショーピング地域在住の女性(18~45歳)を対象に、生殖能力に対する新型コロナワクチンの影響について検証した。
調査対象者のうち75%は2021年から2024年の期間、新型コロナワクチン1回以上接種している。ワクチン接種ありの女性とワクチン接種なしの女性を比較したところ、出生率と流産率において統計的な有意差は認められなかった。これは、複数の先行研究結果と一致するという。
これより、研究チームは、新型コロナワクチン接種と出生率の低下に関連性はないと結論付ける。また、コロナ禍の出生率低下には、年齢や金銭的問題など別の要因が影響していると推測する。
(画像はプレスリリースより)

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