Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

帝王切開によって子どものアレルギー疾患リスクが増すことはない

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























帝王切開によって子どものアレルギー疾患リスクが増すことはない

このエントリーをはてなブックマークに追加
帝王切開と子どもの健康
11月12日、福島県立医科大学福島ユニットセンターは、「Scientific Reports」にて、分娩方法と子どものアレルギー疾患に関連性はないと示した。

帝王切開で生まれた子どもは、経腟分娩で生まれた子どもと比べて、アレルギー疾患リスクの増加は認められなかったという。

帝王切開
子どものアレルギー疾患と帝王切開における関係性
近年、世界中でアレルギー疾患は増加傾向にある。日本も例外ではなく、アレルギー疾患は深刻な健康問題であり、子どもにおけるアトピー性皮膚炎、呼気性喘鳴(喘鳴)、喘息の有病率は高い。また、帝王切開による出産も世界的に増え続けている。

帝王切開で生まれた子どもは、経腟分娩で生まれた子どもと比べてサイトカイン(免疫系細胞から分泌されるタンパク質)や腸内細菌叢が異なることが知られており、複数の先行研究ではアレルギー疾患との関連性が指摘されている。

そこで今回、研究チームは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を用いてアレルギー疾患と帝王切開における関係性について検証した。

エコチル調査参加者である母親74639人(帝王切開13756人、経腟分娩60883人)より収集した分娩方法、喘鳴、湿疹、喘息、アトピー性皮膚炎に関するデータに基づき子どものアレルギー疾患率を評価したところ、分娩方法と子どものアレルギー疾患において関連性は示されなかった。

経腟分娩で生まれた子どもと比べて、帝王切開で生まれた子どもでは、1歳までのアレルギー疾患(喘鳴、湿疹、喘息、アトピー性皮膚炎)の発症可能性は増加しなかったという。

(画像はscientific reportsより)


外部リンク

scientific reports
https://www.nature.com/articles/s41598-025-23252-z


Amazon.co.jp : 帝王切開 に関連する商品
  • 40歳で卵子凍結・凍結卵子を使った妊娠例も オンラインセミナー開催(11月18日)
  • 出産歴のない女性が流産を3回以上繰り返す場合、胚の染色体異常が起因かもしれない(11月17日)
  • 相模原で開催 専門医と学ぶ無料不妊治療セミナー開催(11月11日)
  • 精子の細胞内pHから顕微授精の成功率を予測できる(11月10日)
  • 過去の帝王切開は生殖補助医療の成功率に影響しない(11月10日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ