サポートが不十分だと思う人は6割
株式会社F Treatmentが運営する情報サイト「不妊治療net」が「不妊治療における社会からのサポート」に関する意識調査の結果を2017年10月31日付けのプレスリリースで公開した。
調査は20代から50代の女性500人を対象に行われたもので、対象者の中には不妊治療を現在行っている人もいれば、不妊治療を過去に行っていたが現在は行っていない人、不妊治療未経験の人も含まれている。
調査の結果、不妊治療を経験した人の64パーセントが「不妊に対して社会からのサポートが十分に得られない」と感じていることがわかった。
「不妊治療に対してどのような社会全体のサポートが欲しいですか」という質問に対しては「助成金の拡充」がもっとも多く全体の62パーセント。
また不妊治療未経験の人の間では「不妊治療患者、予備軍の方への情報提供」「不妊治療について相談できる窓口の拡充」を望む声が多くあげられた。
助成金を利用している人はおよそ3割
不妊治療中の人を対象とした、補助金や助成金に関する調査では「利用したことがある」と回答した人は33パーセント。
対して「補助金、助成金があることを知っているが手続きのしかたがわからないため利用していない」という人は28パーセント、18パーセントの人は「補助金、助成金があることを知らない」と回答しており、全体の半数近くが補助金や助成金を利用できていないことがわかった。
不妊症・不妊治療専門の情報サイトである「不妊治療net」では、これまでにも不妊に関する意識調査を多数行っており、今後も調査を通じて妊活や不妊治療の動向を明らかにしていく予定だ。
(画像は株式会社F Treatmentのプレスリリースより)
(画像は不妊治療netより)

株式会社F Treatmentのプレスリリース/PR TIMES
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