治療のために正社員の道を断念する人も
静岡新聞社、静岡放送が運営しているWebサービス「@S(アットエス)」内の「こち女(こちら女性編集室)」では現在「出産・子育ての壁」と題した記事を連載中。2017年10月17日(火曜日)配信の第3回は「晩産化」をあつかっている。
記事中には3人の女性が登場。新社会人の女性は「30歳までに出産できたら」と考えており、入社3年目の女性(20代)は仕事にやりがいは感じているものの、今のペースで仕事をしながらの出産や子育は「とても無理」と語る。
不妊治療の公費助成対象に年齢制限(42歳)が設けられたため、焦りを感じながら治療に専念しているという41歳の女性は、治療で仕事を休まなくてはならないことが多いため、職場から正社員登用の打診があったにもかかわらず週4日のパート勤務をしている。
妊娠した女性、出産した女性への支援は進んでいるが、まだ妊娠していない女性、妊娠のための準備をしている女性への支援はほとんどないため「いつ産むのか」というタイミングで悩む女性がいることを記事は指摘している。
女性に向けた記事、情報が満載
「こち女(こちら女性編集室)」は、女性向けの記事や情報が閲覧できるウェブコンテンツ。
連載中の「出産・子育ての壁」は、第1回が「幼児教育・保育無償化」、第2回は「伸びない世帯所得」がテーマとなっており、無料で閲覧可能だ。
その他女性記者による取材余話「こち女ボイス」、お金にまつわる悩みに答える「マネー金曜日」、イベント情報などを掲載。
フェイスブック、ツィッター、LINEの公式アカウントでも情報を発信している。
(画像は@Sより)

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