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体外受精の成功率が最も高い年代とサイクル数とは?

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体外受精の成功率が最も高い年代とサイクル数とは?

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体外受精の累積出生率
ニューサウスウェールズ大学の研究チームは、「The Medical Journal of Australia」にて、卵巣刺激・排卵誘発を用いた体外受精における累積出生率を発表した。

体外受精の累積出生率はオーストラリア、ニュージーランドにて不妊治療を受ける女性データより割り出され、初報告となる。

累積出生率
母体年齢と累積出生率の関係性
ジョージナ・チェンバーズ(Georgina Chambers)准教授が率いる研究チームは、2009年から2012年に掛けて、オーストラリア、ニュージーランドにて高度不妊治療(体外受精と顕微授精)を開始した女性56652人を対象に、累積出生率を算出した。

累積出生率は、女性の年齢別に、1サイクル目から8サイクル目、2014年までの出生データに基づき、割り出された。

35歳以下の女性では1サイクル目の累積出生率が最も高く、30歳未満が43.7%、30歳以上34歳以下が43.4%であったという。また、1サイクル目から7サイクル目における累積出生率は、62.9%から92.8%の幅にて増加したと報告されている。

一方、1サイクル目の累積出生率が最も低い値は、40歳以上の女性であった。40歳以上44歳以下は10.7%、45歳以上が1.4%と低下した。

生殖補助医療における指標
チェンバーズ准教授は、生殖補助医療(高度不妊治療)による成功率や出生率が、不妊治療を検討する女性、政府や公共機関に対して、一つの指標になると考えている。

また、オーストラリア、ニュージーランドにて不妊治療を受ける女性と条件は限定的ではあるが、母体年齢とサイクル数の増加に伴い、出生率の低下が認められたといえる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNSW SYDNEY
https://newsroom.unsw.edu.au/


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