不妊治療で生じた胚を再生医療に活用
京都市中京区にある「足立病院」の畑山博院長と中山貴弘副院長が2017年07月4日におこなわれた「京都大学ウイルス・再生医科学研究所」の記者会見に出席したことが、病院のホームページで公表された。
「京都新聞」の報道によると、足立病院は京都大学ウイルス・再生医科学研究所と連携しており、不妊治療の過程で生じる受精した胚のうち、破棄する予定のものを、両親の同意の上で「再生医療用のヒトES細胞」に関する研究のために提供。
2017年度中には再生医療用ヒトES細胞の分配開始をめざしているという。
家族をトータルサポートする病院
1902年に開設された足立病院は、創立以来100年以上の間「女性の一生涯の健康を見守るパートナーでありたい」をモットーに年間約1000件の不妊治療による妊娠を実現している。
「生殖内分泌医療センター」では人工授精、補助生殖技術など最先端の医療体制で不妊治療に悩むカップルをサポート。
「不妊フォーラム」の開催や「遺伝カウンセリング室」の設置など、メンタル面でも強力なバックアップ体制をしいている。
妊娠だけでなく出産や子育ての支援も充実しており、家族をトータルサポートできる病院だ。
(画像は足立病院ホームページより)
(画像は京都大学ウイルス・再生医科学研究所ホームページより)

足立病院
http://www.adachi京都大学ウイルス・再生医科学研究所
http://www.infront.kyoto-u.ac.jp/