新しい命を育むプログラム
横須賀市は、医師や看護師の確保、不育症治療費の助成のために「いのちの基金」を創設すると発表しました。
「いのちの基金」は市民からの寄付等を募り、その寄付金と同額を一般財源からあて、
・産科医師の確保に対する助成
・看護師離職防止研修の実施
・不育症治療に対する支援
を実施するとしています。
情報が少なく相談体制が整っていない不育症
子どもを授かりにくい「不妊症」については、広く知られ、治療をする人も増えてきていますが、あまり知られていないのが流産を繰り返す「不育症」。流産を繰り返すことは、精神的ダメージは非常に大きく、妊娠をするのが怖くなり、妊娠すること事態を諦めてしまう人もいるのでは。
しかし、専門外来で検査、治療した人のうち、8割以上が無事出産できていることから、厚生労働省研究班では、夫婦だけで悩まず、専門医を受診するよう呼びかけています。
横須賀市の吉田市長は、寄附が集まらない場合であっても、これらの事業は止めるべきではないとし、
「残高の推移によっては市の持ち出しが増えることも覚悟しておかなければならない」
と強い意欲を示しているそうです。

タウンニュース 横須賀版
http://www.townnews.co.jp/0501/2012/03/09/137917.html平成24年(2012年)2月16日 施政方針
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0220/mayor/policy/siseihousin2012.html横須賀市
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/index.html厚生労働省研究班
http://fuiku.jp/