「特定不妊治療」は10万円が上限
「日本の宝島」として知られている熊本県天草市が、不妊治療費の一部助成を実施することを、2017年5月26日に公式サイトで発表した。
助成金は「特定不妊治療」と「一般不妊治療費」の2種類となる。
10万円を上限とする「特定不妊治療」は、特定不妊治療(体外受精または顕微授精)に要する費用から県事業の助成額を控除した額が助成される。
利用可能な条件は以下のとおり。県事業の承認を受けた回数だけ助成を利用可能だ。
・熊本県特定不妊治療費助成事業(県事業)の承認を受けた夫婦であること。
・夫婦のいずれかが1年以上引き続き天草市に住所があること。
・同一治療期間において、他の市町村の助成を受けていないこと。
・夫婦の属する世帯全員が市税を滞納していないこと。
(天草市公式サイトより)
「一般不妊治療費」は1年度6回まで利用可能
「一般不妊治療費」は、人工授精(保険外診療)の費用を助成するもので、1回の治療につき1万円が上限となる。
2017年4月1日以降に指定医療機関で人工授精を行った夫婦が対象で、治療時の妻の年齢が40歳未満であることが条件となる。利用回数は1年度につき6回までとなる。
いずれの助成制度も、必要な書類など詳細な説明を記したチラシ(PDF)を天草市公式サイトでダウンロードすることが可能だ。
(画像は天草市公式サイトより)

天草市公式サイト
http://www.city特定不妊治療費チラシ
http://www.city.amakusa.kumamoto一般不妊治療費チラシ
http://www.city.amakusa