卵管鏡下卵管形成術(FT)による不妊治療
テルモは、6月1日よりウェブサイト「からだにやさしい不妊治療」をオープンした。これは、不妊治療の中でも卵管鏡下卵管形成術(FT)による治療の情報が得られるサイトになっている。
不妊の原因の3割が「卵管性不妊」
不妊の原因である女性因子(排卵因子・卵管因子・子宮因子)のうち、卵管因子である卵管性不妊は約3割を占めている。卵管が詰まっていると、卵子と精子が出会うことができなくなり、結果として自然妊娠の確率は低いものになってしまう。
そこで、卵管を広げるために行うのが卵管鏡下卵管形成術(FT)という方法があるのだ。
卵管鏡下卵管形成術(FT)はどういった手術か?
バルーンを内蔵してあるカテーテルという細い管を膣から子宮、そして卵管入口まで通し、詰まった卵管をバルーンで広げる治療だ。開腹で行う卵管形成術と比べてこの治療法は、身体に対する負担が少なく、治療の時間も30分程であるというのが特徴で、多くの場合日帰りで済むことが多いという。
こちらのサイトでは、国内でこの方法を用いた治療を行う施設や、カテーテルを使った治療の解説なども細かく掲載されている。

テルモ からだにやさしい不妊治療
http://ft.terumo.co.jp/