全染色体診断(CCS)と不妊治療
オリーブ・ファシリティーセンターは、今月12日に「染色体診断(CCS)」と不妊治療における妊娠確率の関係性について、セミナーを開催予定であると案内している。
全染色体診断(CCS)とは、スクリーニングを通して染色体異常をもつ受精卵(胚)を排除し、正常な染色体をもつ受精卵(胚)に対して体外受精を行う方法である。
流産や体外受精の失敗は、主に受精卵(胚)の染色体異常が要因であるため、全染色体診断(CCS)は体外受精による妊娠確率を高めると考えられている。
オリーブ・ファシリティーセンターの医師らは、38歳以上の女性、または流産を繰り返し、不妊治療により妊娠に至らない女性に対する治療効果を期待していると述べている。
また、体外受精において全染色体診断(CCS)を行った結果、上記のようなハイリスク患者の妊娠確率が75%であったという。
不妊治療の総合型アプローチ
正常な染色体をもつ受精卵(胚)を用いた体外受精は妊娠確率を高めるが、一方で、カップルの健康や心理状態、ライフスタイルも不妊治療に大きな影響を与える。
多くの研究結果により、体外受精の成功確率を左右する要因は、年齢、体重(BMI)、食生活、ストレスレベルであると実証されている。
不妊治療における総合型アプローチでは、高度不妊治療(体外受精など)に加えて、ナチュラルセラピー(針治療、食事療法、ヨガのようなマインド・ボディ・テクニックなど)を行う。ナチュラルセラピーにより体や心を健康な状態に改善することで、体外受精などの不妊治療効果を高めるという。
(画像はOLIVE fertility centerより)

OLIVE fertility center
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