Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠37週以降は在胎数週に伴い死産リスクが増加する

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠37週以降は在胎数週に伴い死産リスクが増加する

このエントリーをはてなブックマークに追加
在胎数週に伴う死産リスク
クイーン・メアリー(ロンドン大学)の研究チームは、「PLOS Medicine」にて、妊娠37週以降、在胎数週に伴い死産リスクが増加すると発表した。

妊娠41週目に突入しても陣痛の兆候がなく、自然分娩が望めない場合、基本的には、誘発分娩を選択する。今回、妊娠41週目の出産は、妊娠40週目と比べ、小さいが顕著に死産リスクの増加が認められた。死産率は非常に低いが、出産のタイミングを決めるうえで重要な知識となる。

死産
妊娠41週とリスク
研究チームによると、イギリスでは、毎年、死産件数は3000件以上の死産が報告されている。死産件数のうち3分の1は、妊娠37週以降に起こり、死産直前まで胎児の健康状態は問題ないと判断されていた。

妊娠期間の長期化は死産リスクを高める要因といわれ、これまで、妊娠41週を超過すると死産リスクが増加すると考えられてきた。それゆえ、基本的に、医療関係者は妊娠41週まで妊娠を継続させ、妊娠41週を超過した女性に対して誘発分娩を決定する。

しかしながら、同大学のシャキーラ・タンガラティナム(Shakila Thangaratinam)教授は、死産のうち3分の1が妊娠41週未満に起きていると指摘する。

妊娠期間と死産リスクの関係性
研究チームは、イギリス、アメリカ、デンマーク、ノルウェーの研究文献13件(妊娠期の女性15124027人、死産17830件、新生児死2348件を対象)を用いてデータ分析を実施した。

妊娠38週から妊娠41週での出産では、新生児死(生後28日以内の死亡)のリスクは増加しなかった。一方、妊娠42週では、妊娠41週の出産と比べ、新生児死リスクは87%増となった。研究チームは、胎児が潜在的に死産リスクを有しながらも誕生したが、潜在的な死産リスクにより新生児死が誘発されたと推測する。

妊娠37週以降は在胎数週に伴い死産リスクが増すが、可能性は非常に低く、闇雲に懸念する必要はない。しかしながら、誘発分娩など医療介入を避け、自然分娩を望む場合、在胎数週と死産リスクの関係性を認識すべきである。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Queen Mary
https://www.qmul.ac.uk/


Amazon.co.jp : 死産 に関連する商品
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • 妊娠中の魚摂取量は子供の心疾患リスクに影響を与えない(4月4日)
  • 抗てんかん薬「トピラマート」によって子どもの自閉スペクトラム症リスクが増加する可能性はない(3月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ