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遊泳速度の遅い精子は受精に不利である

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遊泳速度の遅い精子は受精に不利である

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精子の遊泳速度による影響
コーネル大学などの研究チームは、「Science Advances」にて、遊泳速度の遅い精子は受精に不利であり、卵管の狭い部分を通過することを阻まれ、卵管の先端にある卵子まで到達できないと発表した。

射精された精子は、卵管から分泌される液体の流れに逆らって泳ぎ、卵管子宮口(子宮と卵管の接続部)から卵管内に進入し、卵管峡部(卵管の最も狭い部分)を経て卵子膨大部(卵管の入口)にある卵子まで到達する。

卵管峡部では液体の流れが速く、精子は、流れに逆らって泳ぎながら通過するために多くのエネルギーを必要とする。卵管峡部を通過して卵子と受精するには、耐久力・持久力、瞬発力を持ち合わせることが重要になる。

精子
精子の遊泳速度と卵子との受精における関係性
研究チームは、男性と雄牛の精子サンプルを用いて、マイクロ流体力学より精子の遊泳速度と卵子との受精における関係性を検証した。

精子の運動率が低い場合、流れに逆らって泳ぐことに多くのエネルギーを消耗する。遊泳速度は遅くなり、流れに押し戻されて卵管峡部を通過できないという。

一方、運動率が高い精子は遊泳速度が速く、流れに反して卵管子宮口から卵管峡部を進み、卵管膨大部の卵子と受精できる可能性が高まる。

今回の研究を通して、遊泳速度の速い精子が、蝶の型を描きながら卵管構造に沿って泳ぐことが判明した。無駄がない効率的な動きであり、流れに対する抵抗力は最小となって速度は速くなる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Science Advances
http://advances.sciencemag.org/content/5/2/eaav2111

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/
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