女性の状態と産後の性行為
パデュー大学の研究チームは、「Culture, Health & Sexuality」にて、産後の女性が、身体的・精神的状態を理由にパートナーとの性行為を再開できないとの結論に至ったと発表した。
産後の女性は出産に伴う痛みが残り、出産や育児の疲労やストレスを抱え、パートナーとの性行為を再開できる状態でないという。
産後の性行為に関する意識調査
研究チームは、サウスカロライナにて、女性を対象に、産後の性行為に関する意識調査を実施した。
被験者のうち、70%は産後の性行為を難しい問題と捉え、産後に性行為を再開することは簡単ではないと回答した。
また、同大学のアンドレア・デ・マリア(Andrea DeMaria)准教授は、回答によると、多くの医療関係者は、産後6週間を迎えたタイミングにて性行為を再開するようにアドバイスしていると述べる。
しかしながら、回答内容より、産後6週間は、産後の痛み、育児の疲労から性行為の再開は困難であると判明した。
デ・マリア准教授は、産後の痛み、育児の疲労やストレスは個人差があり、一概に性行為再開のタイミングを決めることはできないと強調する。
(画像はプレスリリースより)

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