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男性不妊の新たな要因が判明する

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男性不妊の新たな要因が判明する

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新たな男性不妊の要因
ネバダ大学リノ校の研究チームは、「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)」にて、新たな男性不妊の要因を突き止めたと発表した。

今回の研究では、精巣輸出管が閉塞した雄マウスを用いて動物モデル実験を行い、精巣輸出管の閉塞により男性不妊が生じると報告された。同大学のウェイ・ヤン(Wei Yan)教授は、精巣輸出管の閉塞こそが男性不妊の根本的要因であると述べる。

精子
精巣輸出管の機能に関する新たな発見
男性は、1日に数百万個の精子を精巣内にて大量生産するが、精巣内の精子には遊泳能力がない。精巣流体が精子を精巣外へ流し出し、精巣輸出管まで運ぶ。

これまで、特定の上皮細胞(組織や身体表面にて上皮を形成する細胞)の運動性鞭毛により、精子が精巣輸出管を通過し、一方向に進むことができると考えられてきた。

今回の研究を通して、精巣輸出管の運動性鞭毛における機能は、精子の運搬ではなく、進行方向の調整であると判明した。精巣輸出管は精子の大きさより細く、精巣輸出管の運動性鞭毛が振動を起こし、精子の進む方向を常に変化させ、管内を塞がない、詰まらないように精子を通過させるという。

精巣輸出管の運動性鞭毛が振動しない場合、精子は管内を一方向に進み、塊となり、精巣輸出管の閉塞が生じる。

また、研究チームは、精巣輸出管が閉塞したマウスの生殖能力を回復させることに成功した。これにより、新たな男性不妊の治療法が開発されると期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NEVATA Today
https://www.unr.edu/


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