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子宮内膜症の女性に不妊が生じるメカニズムの解明に一歩近づく

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子宮内膜症の女性に不妊が生じるメカニズムの解明に一歩近づく

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子宮内膜症と女性不妊
ミシガン州立大学など国際的な研究チームは、「Science Translational Medicine」にて、子宮内膜症を起因とした不妊である女性は、健康な女性と比べ、ヒストン脱アセチル酵素3(HDAC3)が不足していると発表した。

カリフォルニア大学の生殖内分泌学者であるリンダ・ジュディチェ(Linda Giudice)氏は、今回の研究結果により、子宮内膜症の女性に不妊が生じるメカニズムの解明に一歩近づいたと考え、将来的には、子宮内膜症の女性に対して妊娠可能性を改善する治療を提供できると期待する。

子宮内膜症
HDAC3と女性不妊における関係性
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、HDAC3と女性不妊における関係性を検証した。

雌マウスのHDAC3量が十分である場合、生殖能力に問題は認められなかった。HDAC3量が十分ある雌マウスでは、子宮が受精卵(胚)を受け入れ、着床・妊娠できる環境となった。

一方、雌マウスのHDAC3量を減らしたところ、子宮内は受精卵が着床しにくい環境となり、不妊状態になったと報告されている。

研究チームは、HDAC3が不足するとコラーゲンが増加し、子宮内膜組織を子宮以外の場所にて異常に増殖・剥離させ、子宮内膜症の症状を進行させると説明する。結果、HDAC3不足により、受精卵が子宮に着床できず、不妊が引き起こると結論付けている。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Science Translational Medicine
http://stm.sciencemag.org/content/11/474/eaaf7533

Science News
https://www.sciencenews.org/
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