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マウスを用いて流産の要因解明に近づく

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マウスを用いて流産の要因解明に近づく

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遺伝子の機能障害と流産
ルール大学ボーフムの研究チームは、「Scientific Reports」にて、転写因子Math6が欠如したノックアウトマウスを用いた動物モデル実験より、母親の単一遺伝子における機能障害は流産を引き起こすと発表した。

なお、ノックアウトマウスとは遺伝子組換えマウスであり、遺伝子ノックアウト技法にて1個以上の遺伝子が無効化されている。

流産
転写因子Math6とは
転写因子は、下流遺伝子の発現を制御する。転写因子Math6は、胎児期から成人期に至るまで身体器官の成長・発達において重要な役割を果たす。

Math6と妊娠への影響
研究チームは、Math6が欠如したノックアウトマウスを用いて、Math6と妊娠への影響について検証した。

これまで、Math6と胚の発達における関係性はなく、Math6欠如は胚の成長・発達に対して影響しないと考えられてきた。

しかしながら、同大学のベアーテ・ブランド・サベリ(Beate Brand-Saberi)氏は、今回の研究を通して、母マウスのMath6欠如により胎盤に問題が生じ、胚、胎児が失われたと述べる。胎盤は母子の組織に由来し、妊娠期に胚や胎児へ酸素、栄養素を供給するうえで、胎盤の成長は不可欠である。

また、今回、Math6は、妊娠初期に遺伝子活動が活発化することが認められた。今後は、ヒト遺伝子に対して、Math6欠如と流産の因果関係を検証する必要がある。

(画像はプレスリリースより)


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