Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠期に青魚を摂取することにより胎児の視力や脳機能が向上する

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠期に青魚を摂取することにより胎児の視力や脳機能が向上する

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠期における青魚の摂取
トゥルク大学、トゥルク大学病院(フィンランド)の研究チームは、「Pediatric Research」にて妊娠期における青魚(イワシ類、サバ類、サンマなど)の摂取により、胎児の視力、脳機能が向上すると発表した。

青魚
青魚に含まれる成分の重要性
青魚には長鎖多価不飽和脂肪酸(常温で凝固しにくく、血中の中性脂肪やコレステロール値を調整する働きがある)が含まれ、視力、特に網膜に関係する神経細胞の形成を促す。また、ニューロンと神経系の間における情報伝達に不可欠なシナプスの形成に重要となる。

同大学のキルシ・ライティネン(Kirsi Laitinen)氏は、妊娠期と授乳期の母親が摂取した食事を介して、胎児は脂肪酸を吸収でき、脳の発達に活かされると説明する。特に、生後1年間は、最も脳が発達する時期であり、授乳している場合、母親の食事内容が非常に重要になると強調する。

長鎖多価不飽和脂肪酸と胎児の視力発達における関係性
研究チームは、大規模調査より母親56人とその子供のデータを抽出し、長鎖多価不飽和脂肪酸と子供への影響について分析した。

妊娠期の体重変動を考慮したうえで、母親が摂取した食事、血糖値、血圧より長鎖多価不飽和脂肪酸の量を測定した。また、生後1ヶ月の子供に対して、血中の長鎖多価不飽和脂肪酸量を測り、2歳で視力検査を行った。

母親が妊娠後期に青魚を週2~3食以上摂取していた場合、全く摂取しない、週2食以下と比べ、視力検査数値は高くなった。ライティネン氏は、青魚に含まれる長鎖多価不飽和脂肪酸と胎児の視力発達における関係性が立証され、妊娠期における青魚の摂取量が胎児の視力発達を促すと述べている。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Springer
https://www.springer.com/
Amazon.co.jp : 青魚 に関連する商品
  • 精漿中のオステオポンチン濃度は精子無力症のバイオマーカーとなる(5月5日)
  • 緑のある生活は子供を健康にする(4月30日)
  • うつ病が精液に影響を与える(4月28日)
  • 妊娠前であっても飲酒は胎児に悪影響を及ぼす(4月21日)
  • 相対脂肪量が多いほど女性不妊リスクは増す(4月21日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ