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妊娠期のストレスホルモンは胎児の行動に悪影響を及ぼす

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妊娠期のストレスホルモンは胎児の行動に悪影響を及ぼす

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ストレスホルモンが胎児に与える影響
オレゴン健康科学大学、カリフォルニア大学などの研究チームは、「Biological Psychiatry」にて、妊娠期の過剰なストレスホルモンにより、子供(女児のみ、誕生から2歳まで)の行動に悪影響を与え、不安行動が増すと発表した。

妊娠期の母親がストレスホルモン「コレチゾール」を過剰分泌した場合、女児の脳領域間における接続性(脳ネットワークの接続性)はパターン化し、精神状態を不安定にさせる。なお、コレチゾールが子供の脳に与える否定的影響は女児に限定され、男児には確認されなかった。

「Biological Psychiatry」のジョン・クリスタル(John Krystal)氏によると、女性は、性固有の理由より精神状態が不安定になりやすい傾向にあり、女性の気分・不安障害は男性の約2倍であるといわれる。

コレチゾール
妊娠期のストレス量と女児への影響
研究チームは、妊娠期の女性70人を対象に、妊娠初期から後期に至るまで、数日おきにコレチゾール量を測定した。また、誕生から2歳までの脳の発達状況を比較できるように誕生直後の新生児の脳画像を撮影した。

妊娠期の母親が包括的にストレス過剰であった場合、コレチゾールにより、出産直後にも関わらず、新生児(女児)の脳領域に相違が認められた。脳の扁桃体(主に感情処理を担う領域)が変更され、2年後に不安行動がみられた。

研究チームは、妊娠期のコレチゾール量が女児の脳領域を変え、行動に悪影響を与えると結論付けている。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Elsevier
https://www.biologicalpsychiatryjournal.com/

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/


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