Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

炎症性腸疾患は妊娠・出産に伴うリスクを高める

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























炎症性腸疾患は妊娠・出産に伴うリスクを高める

このエントリーをはてなブックマークに追加
炎症性腸疾患に伴う妊娠・出産リスク
トロント大学の研究チームは、「Alimentary Pharmacology & Therapeutics」にて、炎症性腸疾患(IB)である女性が妊娠した場合、妊娠・出産に伴うリスクが高まると発表された。

炎症性腸疾患とは、主として消化管に炎症を引き起こす慢性疾患であり、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病(CD)の2疾患からなる。

炎症性腸疾患である女性は、妊娠・出産リスクは高まり、帝王切開による分娩が選択される傾向にある。炎症性腸疾患を患う女性のうち、3分の1は帝王切開にて分娩し、炎症性腸疾患でない女性と比べ、帝王切開になる確率は2倍増になったと報告された。

炎症性腸疾患
炎症性腸疾患と帝王切開・早産リスク
研究チームは、「Medline, Embase and Cochrane library」より研究論文53件を用いて、炎症性腸疾患に伴う妊娠・分娩リスクを検証した。調査結果より、炎症性腸疾患の女性は、炎症性腸疾患でない女性と比べ、帝王切開による分娩になる確率が高いことが認められた。

また、炎症性腸疾患(主に潰瘍性大腸炎、クローン病)により、妊娠糖尿病、胎盤疾患(子癇前症、胎盤早期剥離、胎盤前症)、絨毛膜羊膜炎、前期破水・早期破水による早産、妊娠損失のリスクも増す。

研究チームは、特に、炎症性腸疾患の女性が妊娠した場合、炎症性腸疾患でない場合と比べ、妊娠糖尿病、前期破水・早期破水による早産のリスクが高くなると結論付けている。

(画像はWiley Online Libraryより)


外部リンク

Wiley Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/apt.15587

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/

Amazon.co.jp : 炎症性腸疾患 に関連する商品
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • 妊娠中の魚摂取量は子供の心疾患リスクに影響を与えない(4月4日)
  • 抗てんかん薬「トピラマート」によって子どもの自閉スペクトラム症リスクが増加する可能性はない(3月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ