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検査目的・精度を正しく理解したうえで、家庭用の受胎能検査キットを利用する

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検査目的・精度を正しく理解したうえで、家庭用の受胎能検査キットを利用する

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検査目的・精度を正しく理解する必要性
ペンシルベニア大学医学部の研究チームは、「Social Science and Medicine」にて、市販の受胎能検査が、利用者に対して、混乱あるいは誤解を与える可能性を指摘した。

女性向けの受胎能検査キットは、家族計画にとって影響力のある家庭用検査キットと評価されるが、一方、検査結果より混乱や誤解を与えるとの見解もあるという。それゆえ、利用に伴い、検査目的や検査結果の正確性・精度を十分に理解したうえで、家庭用の受胎能検査キットを利用する必要があると強調する。

検査キット
小規模グループを対象にしたエスノグラフィックリサーチ
近年、低価格な家庭用検査キットが広く普及し、自宅にて手軽に受胎能および不妊をチェックできるようになった。

例えば、AMH検査では、自宅にて、発育過程の卵胞から分泌されるホルモン「アンチミューラリアンホルモン(抗ミュラー管ホルモン)」の分泌量を測定し、卵胞の大きさ、卵巣予備能(卵巣機能の潜在的な予備力)を評価できる。

家庭用検査キットに対する興味・関心は増加傾向にあるが、先行研究では、健康かつ不妊症歴のない女性であっても、検査キットの活用により、必ずしも自然妊娠に至る訳ではないと報告されている。

今回、研究チームは、初の試みとして、2018年に米シカゴで、人種・民族、社会的地位、性的指向、年齢の異なる男女21人を対象にエスノグラフィックリサーチ(民族誌学的アプローチによる調査)を実施した。

調査結果より、家庭用の受胎能検査キットは、あくまでも受精率を予測するエントリーポイント(入口)に過ぎず、自然妊娠が成立すると確約するものではないと強調する。

(画像はPenn Medicineより)


外部リンク

Penn Medicine
https://www.pennmedicine.org/

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