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母親の腸内細菌が子供を感染症から守る

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母親の腸内細菌が子供を感染症から守る

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母親の腸内細菌がもつ作用
ハーバード・メディカル・スクールの研究チームは、「Nature」(1月8日)にて、マウスを用いた動物モデル実験を通して、母マウスの腸内細菌(腸バクテリア)に由来する抗体が、新生児期の子マウスを大腸菌感染症の感染から守る効果があると発表した。

母マウスの腸内にある特定の細菌に反応して作られる抗体は、母乳あるいは胎盤を介して子マウスへ引き継がれ、新生児期の感染症を防ぐ効果があると認められた。また、今回の発見により、哺乳類の腸・皮膚・口など身体に存在する数兆のマイクロバイオームが病気や健康において影響力の強い役割を果たすことが裏付けられた。

腸内細菌
母親のマイクロバイオームと新生児の免疫保護作用
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、母親のマイクロバイオームが新生児の免疫保護作用になると発見した。

遺伝子操作にてB細胞(免疫系の抗体を生成する細胞)を欠如させたマウス、B細胞をもつマウスを比較したところ、母マウスのB細胞を引き継いだ子マウスは、大腸菌感染に対する免疫が強くなった。

母親が感染症に感染した場合、感染より保護抗体を作り、抗体は子へと引き継がれる。母親が感染症に感染しなかった場合は保護抗体を作って子へと引き継ぐことができないが、今回、母親の腸内マイクロバイオームは免疫保護作用をもたらし、子を感染症から守ることが確認された。

研究チームは、新生児の免疫システムは発達が未熟で、保護抗体は不足しているものの、母親の腸内細菌によって保護されているため、新生児は一定の疾患を患わないと結論付ける。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

HARVARD MEDICAL SCHOOL
https://hms.harvard.edu/news/mothers-bugs


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