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ピペロニルブトキシドは先天性欠損に影響を与える

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ピペロニルブトキシドは先天性欠損に影響を与える

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化学薬品の危険性
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、「Environmental Health Perspectives」(10月23日掲載)にて、マウスを用いた動物モデル実験より、化学薬品ピペロニルブトキシド(PBO)が先天性欠損リスクを高めると発表した。

先天性欠損
ピペロニルブトキシドとは
ピペロニルブトキシドは共力剤として、家庭用および農業用殺虫剤に使用される。薬剤自身は薬効を示さないが、殺虫剤と混合して用いると殺虫効果を著しく高める。

また、ヘッジホッグシグナル伝達経路にも確認されている。ヘッジホッグシグナル伝達経路は、特に、重要な成長初期段階の遺伝経路であり、ショウジョウバエからマウス、ヒトに至るまでいたるまで存在する。

マウスの成長初期段階における干渉
研究チームは、ピペロニルブトキシドがヘッジホッグシグナル伝達経路に干渉することを突き止め、今回、マウスを用いた動物モデル実験を行い、マウスの成長初期段階における干渉を検証した。

子マウスの成長において重要な段階、成長初期段階に妊娠期の母マウスをピペロニルブトキシドに晒したところ、口唇口蓋裂から深刻な奇形まで幅広い発達異常が生じた。

ピペロニルブトキシドが先天性欠損を引き起こすメカニズムは解明されず、ピペロニルブトキシドによる先天性欠損は少ないが、研究チームは、健康に悪影響を及ぼすと断言する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNIVERSITY of WISCONSIN-MADISON
https://news.wisc.edu/

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