Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

早産児は脳の構造・機能を損なうリスクが高まる

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























早産児は脳の構造・機能を損なうリスクが高まる

このエントリーをはてなブックマークに追加
早産児が抱えるリスク
オレゴン健康科学大学(OHSU)の研究チームは、「Journal of Neuroscience」にて、早産児は、脳の発達が未熟なまま誕生するゆえ、呼吸運動の調整ができず、脳が低酸素状態に陥り、脆弱性が高まると発表した。

早産は、妊娠37週未満の出産と定義される。早産児は在胎期間が短く、脳の呼吸中枢が未熟なまま誕生する。呼吸中枢は酸素を吸い込み、二酸化炭素を排出する呼吸運動を調整するが、呼吸中枢の発達が未熟であると呼吸運動の指示が出されず、結果的に脳が低酸素状態に陥る。

早産
学習・記憶・注意・行動面に対する長期に亘る影響
研究チームによると、脳の低酸素状態が最低でも30分間続いた場合、脳の海馬は、構造・機能が破壊され、学習や記憶に大きな影響を受けるといわれる。

OHSUドーレンベッカー・チルドレンズホスピタルの新生児集中治療室(NICU)では、これまで600人以上の早産児をケアしてきたが、早産児のうち約3分の1は満期産児と比べて脳細胞が損失し、脳が小さいことが認められた。

脳細胞の損失や脳の縮小は、学習、記憶、注意、行動において悪影響を及ぼし、影響は長期に亘る。それゆえ、今回の研究において、早産児は、脳の発達が未熟であることより脳内が低酸素状態・酸素欠乏、血流不足になる傾向にあり、脳構造・機能に大きなダメージを受けるリスクが高まると報告された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

OHSU
https://news.ohsu.edu/


Amazon.co.jp : 早産 に関連する商品
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • 妊娠中の魚摂取量は子供の心疾患リスクに影響を与えない(4月4日)
  • 抗てんかん薬「トピラマート」によって子どもの自閉スペクトラム症リスクが増加する可能性はない(3月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ