「夫としたくない」が約2割
夫婦関係とセックスは非常に大切な繫がりがある。セックスレスはそのまま離婚事由になってしまうほどなのだ。
しかし、日本の夫婦の間ではセックスレスが蔓延している。NHKが40代女性に対し行ったアンケートによると、なんと全体の63%がセックスレスだと答えたのだ。しかもその内訳の約2割が「夫とはしたくない」というものだった。
セックスの内容に不満があり、でも恥ずかしさから言い出せないという夫婦は多いだろう。
夫婦とは言え男と女。全く異なる生き物だけに、口に出さなければ絶対に伝わらない。セックスができなければ、もちろん自然妊娠はできない。恥ずかしがっている場合ではない。
不妊治療をしているのにセックスレス?
結婚後、子どもに恵まれずに不妊治療を受けているにも関わらず、実はセックスができない、という夫婦もいる。非常に矛盾しているようだが、実は珍しくないのだという。
そしてそういった夫婦は、セックスのことを夫婦間で話題にすることができなかったり、周囲から軽く聞かれる「赤ちゃんは作らないの?」などという質問に本当のことを言えなかったりする。
日本にセックスカウンセリングやセックスセラピーがほとんどいないという事実もこの問題を増長している一因だ。不妊治療の現場でも、セックスレスの相談は何故かしづらい。
セックスをしないで子どもを授かる方法ももちろんある。しかし不妊治療をしているのにセックスレス、というのは非常に不自然だ。
パートナーと話し合い、不安も不満もちゃんとぶつけ合える信頼関係を築くことが、問題解決の一番の近道なのではないだろうか。

zakzak
http://www.zakzak.co.jp/