“精子の老化”?
“卵子の老化”という言葉が聞かれるようになって久しい。これは、女性の身体の中では卵子が新たに生成されることはなく、年齢に伴い卵子は老化。35歳以上になると妊娠する確率がガクンと下がることを意味する。
このように、女性の年齢ばかりが取沙汰されて来たが、実は男性の年齢も、不妊と大きく関係していることが判明したのだという。
タイムリミットは35歳?
「男性は、35歳から精子の質と量が悪化する」。これは、16~72歳の男性を対象にして行われたアメリカの研究により分かった。
更に、「夫が35歳以上の場合、不妊症のリスクが増える」というフランスの研究結果があることからも、この研究の信憑性がうかがえる。
女性の社会進出、晩婚化などが不妊の主な理由として挙げられるが、不妊原因の約半数は男性にあるという。
そして男性にも、不安定な労働環境や収入などによって、子どもを持つことを先送りにしている人が多いのも事実だ。
「まだ若いから大丈夫」と高をくくっていると、将来涙を飲むことになるかも知れない。
もし子どもが欲しいなら、それ相応のライフプランを建てる必要がありそうだ。

Les hommes aussiŀontŀune horloge biologique
http://www.grazia.fr/societe/news/