アメリカでは40代の出産率が唯一アップ
女性の晩婚化などが進み、出産年齢が上がっているのは全世界共通です。このところ、40代以上の海外セレブのおめでたニュースが続いているので、海外サイトでは40代以上の妊活についての報道が多く見られています。
アメリカ疾病予防センターの発表によれば、40歳から44歳の出産率が、2007年から2011年の間に10%に上昇したそうです。そして、この年代が唯一出産率の増加を示したグループだったこともあり、今40代の妊活に注目が集まっているのです。
そのうちの一つが、出生前診断。日本でも出生前診断が先日から、一部の医療機関で開始しましたが、女優のハル・ベリーは46歳で糖尿病も抱えているため妊娠公表に先立ち、このテストを受けました。診断の結果、赤ちゃんに特に異常は見られなかったそうです。
IVFでは凍結保存の自分の卵子がトレンド
40代の妊活で、話題に上るのがIVF(体外受精)です。昨今では、若いうちに卵子を凍結保存しておき、妊娠を望むようになったらそれを使うという方法がメジャーになりつつあります。体外受精の成功度は、卵子の若さに左右されるので、45歳の女性が35歳の時の自分の卵子を使った場合と第三者の卵子提供を利用しての成功率は50%と同程度になるそうです。
少子化といわれる中で、心から妊娠を望んで前向きに取り組んでいる40代女性たち。良い結果をのぞみます。

The Centers for Disease Control and Prevention ; 出生率に関する統計
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/Pregnant at 46, medical advances on Halle Berry's side
http://www.usatoday.com/story/news/nation/2013/04/08/Daily Mail Online ; Is 45 the new 35 for fertility? (以下タイトル略)
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2305796/