男性不妊とは
不妊症、という言葉が一般的なものとなってきて、その実情がだんだんと認知されつつある。
一昔前であれば、子どもができなければ「女性のせい」と決めつけられていたが、最近では「約半数は男性側に原因がある」という事実が知られている。
男性不妊も、様々だ。精子が全く生成されない「無精子症」や、精子に受精能力がまったくない、もしくは死んでいる「精子死滅症」、その逆で、精子の数が正常の2倍以上で、固まったりくっついたりしてしまい、結果的に不妊となってしまう「精子過剰症」などがある。
そして、男性の場合も女性と同様、やはり年齢とともに子どもができ辛くなっていくもの。しかし今回、「トゥルー・ライズ」で知られるトム・アーノルドが、54歳で父親になったことが分かった。
学生時代に不妊宣告
生まれた赤ちゃんは男の子で、ジャックス・コープランド・アーノルドと名付けられた。トムは、自分の息子が健康に誕生したことを、「奇跡のようだ」と語っている。
それもそのはず。トムは大学時代に不妊問題があると診断されており、子どもを持つことはほとんど諦めていた。4人目の妻であるアシュレイが妊娠した時、トムは大喜びだったという。
「父親になれるなんて思っていなかった」と語るトム。不妊であるという診断を受け、なおかつ54歳で第一子が誕生。不妊に悩む世のカップルにとっては、非常に心強い知らせと言えるだろう。

シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0051885