妊娠中の就活の注意点、アメリカのメディアが公開
男女雇用機会均等とはいえ、女性は妊娠すると仕事に様々な影響が出ることは事実です。求職中に妊娠が判明したら、あなたならどうしますか?一旦は仕事に就くことは後回しにして、出産まで過ごすのであれば別ですが、引き続き就活を続ける場合は、妊娠したことによる就職への影響を最小限に留めたいと考えるのは自然なことです。
そんな思いは、世界共通。海外メディア、CBNNewsでは、妊娠中の就活の心得が紹介されました。
妊娠情報を一人歩きさせないこと
書類選考の段階では、妊娠の事実が他の記載事項より目立たないようにしましょう。もちろん、妊娠の事実を伝えることは常識ですが、タイミングや言い方に気を配って。なぜ自分がその仕事に応募しているのか、自分の専門性や経験をきちんと説明して、先方が「面接で実際に会って話をしたい」と感じてもらえることが大切です。
採用の方向になってきたら 産休のことを確認しよう
話が採用の方向に進んできたら、産休のことをきちんと確認しましょう。権利のみを主張していると思われないよう、出産の際に周囲の人に迷惑をかけずに引き継ぎなどを行えるよう、きちんとした知識を持っていたいというスタンスで話しましょう。会社の規定を確認しつつ、実際に産休やその他の待遇が受けられるか、先方の話し方などからも分析しましょう。
産休は長い雇用期間のごく一時期
出産予定はいつ頃なのか、出産後に復職の意志があるかなど、復職後の育児体制はどう考えているかなど、予測される質問には、きちんと答えられるようにしておきましょう。
長い雇用期間を通じて考えれば、産休や育休は、ごく一時的なことです。長期的なビジョンで仕事をする準備ができていることを、理解してもらえるようにしましょう。
家族が増えるにあたって、経済的な安定はとても大切なことです。妊娠中の就活は、現実的には決して簡単ではありませんが、自分の能力や経験を先方に伝え、上手なやりとりをしながらすすめていくようにしましょう。

Pregnant? What to say in a job interview
http://www.cbsnews.com/8301-505125_162-57575375/