男性の育児休暇
最近よく聞かれる「イクメン」という言葉。これは、育児に積極的に参加する男性のことを指す。今、男女関係なく育児休暇の取得を推奨するなどの取り組みもされているが、実際に育児休暇を取得する男性は少ない。
そんな中話題になったのが、広島県の湯崎英彦知事だ。彼は自身が率先して育児休暇を取得し、”イクメン知事”と呼ばれている。
また、県内の中小企業で男性従業員が育児休業を取った場合に奨励金を支給し、男性の育児休暇を推奨している。2010年度の開始時は1.2%だった男性の育休取得率は、2012年には4.1%になり、全国平均の2.63%を大きく上回った。
「子育て同盟」とは
広島県の湯崎知事や、子育て王国」を宣言する鳥取県の平井伸治知事ら10県の知事が、「子育て同盟」(仮称)を発足させる。子育て支援策の情報交換をするなどして、子どもを育てやすい社会を目指すという。
2013年4月に東京で発足式を開催し、夏以降は事務局を置く鳥取県において子育てサミットを開く予定だ。
不妊治療への支援や、大きな社会問題となっている待機児童の解消を目指して情報を共有し、国への政策提言や国民へのアピールも検討している。
「子育て同盟」(仮称)に参加するのは、中国地方から岡山県の伊原木隆太知事、ほかに宮城、長野、三重、徳島、高知、佐賀、宮崎の7県知事が加わる。

ゆざき英彦オフィシャルサイト
http://www.yuzaki.org/