巨大児分娩のリスクを減らすという調査結果
1月30日、妊娠糖尿病にまつわるリスクと運動に関する調査結果がthe British Journal of Sports Medicineに掲載されました。
妊娠糖尿病(GDM)とは、妊娠を機に、糖尿病を発症あるいは血糖値が高くなる状態のことを言います。自分が危険な状態になるだけでなく、巨大児や新生児の低血糖、子供が将来糖尿病になる可能生もある危険な病気です。
妊娠後期に運動した妊婦の調査結果
週3、50分間程度のゆるやかなエアロビクスなどの運動をした妊婦は、巨大児分娩に関するリスクが減り、妊娠糖尿病に関わる急な帝王切開のリスクも減らすという結果になりました。
やっぱり運動した方が良い
一般的に、安定期に入っている女性は適度な運動を進められています。今回の調査結果を受けて、やはり、運動はした方が良いという結論になります。
というのも、巨大児分娩は帝王切開になる可能生が高く、帝王切開もまた現在医療は発達していますがリスクはあるものですし、コストもかかります。適度な運動をすることで防げることであるなら、出来るだけ心がけた方が良いと言えるでしょう。

妊娠中の運動と妊娠糖尿病に関連するリスク
http://bjsm.bmj.com